2011年9月9日金曜日

宇宙は本当にひとつなのか(食べる読書52)




すげ~\(◎o◎)/!



なるほどお。



宇宙は暗黒物質と暗黒エネルギーがほとんどを占めているのかあ。





とてもわかりやすい。





中学生や高校生が読むといいと思う。






本書のもっともすぐれているところは、最新宇宙論をわかりやすく理解できるところというより、未知なることに対する科学者たちのあくなき挑戦、それは人類全体の歴史の中にある営みを感じることができるところだと感じた。







私ごとではあるが、高校時代(10年以上前になるが)、物理の中で最もおもしろいと感じたのは、物理Ⅱの分野の原子に関する部分だった。光は粒子なのか波なのかに対していろいろな科学者が自分の説でもってその謎へ挑む。など、一つ謎が解けると更なる謎ができ、またその解明に取り組んでいく・・・。






その姿勢に人間の生きる姿を観た気がしたのだろう。






そして、本書を読んだ今、そのことをまた強く感じた。







学問はそれ自体が目的だというが、そういうことなのかもしれない。







武道など、“道”のつくものはその“道”を極めることが目的であり、生きる姿勢となっている。実は、こういう学問もそうなのではないか。







しかし、現在はその学問が現実の経済に左右されていると感じる。大学は、学問を究める場というより就職予備校といわれて久しい。純粋に学問を追求するには、社会とある程度距離をとらないといけないのかもしれない。








そして、この科学の分野では莫大な研究費がどうしても必要である。本書でも大がかりな実験を多数紹介している。







これまでいろんな分野でイノベーションをおこしてきた人たち。デカルト、ニーチェ、などは当時の学問とは距離をとっていた人たちであり、アインシュタインは膨大な研究費の下ではなく、己の頭と紙、鉛筆で相対性理論を発表した。








方法は問題ではない。自分がこの人類の営みに参加するかどうかである。自分の武器は何でもいい。しかし、その武器は自分自身で作らないといけない。それが人類の営みへの参加券だと思うのだ。







今の時代だけを観るのではなく、人類全体のために、いまの時代にいる「私」は何をするか。








まだまだ未知で深く大きく、私たちを包みこんでいるこの宇宙に対する人類の挑戦の物語を読みながら、思った次第です。





以下抜粋




唯一、重力を伝える粒子だけが未だに発見されていません。四つの力の中で三つまでもが、粒子によって力の伝達がされているのに、重力だけがそうなってはいないと考えるのは不自然です。








実験や観測で得られた事実をつなぎ合わせて、矛盾がないような説明を考えることをしています。








重力波は重力の変化によって生じる時空の歪みが波動となって伝わるものです。








電子と陽子をぶつけて、その前後でエネルギー収支が合わないケースを探していきます。重力が異次元にエネルギーをもち去ってしまい、エネルギーに差ができるためです。そして、ぶつけるエネルギーを変化させながら、この実験をおこなっていくと、私たちの宇宙は何次元なのかがわかってきます。









重力は空間としての性質として説明できるので、異次元であろうと空間には違いないので、空間である限りは、重力の作用で曲がると考えられるのです。








この宇宙に働くすべての力が説明できるということは、すべての自然現象を説明できるということです。原理的には、自然に関わるすべての数字、電子の重さや電磁気力の強さなどが計算できるようになる







たくさん生まれた宇宙の中で、ごく稀に条件がそろった宇宙に人間が生まれ、そのような特殊な宇宙だけが科学の対象になり、私たちが見ることができるという理論になっています。


以上
またね***




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