IMF:通貨と為替相場の安定化を目的とした国際連合の専門機関。
中国がIMF債を購入するということは、通貨・為替相場に対して影響力を持つことにつながる。さらに、ドル基軸を脅かすのでは…、みたいに言われている。これはどういうことだろう。
まず、中国は資産運用を多様にしたい。なぜならリスク分散のため。その背後にある理由の一つとして、ドル基軸に対する信用の低下がある。
そして、今回の金融危機。IMFは、新興国市場経済の崩壊は先進国にも壊滅的な影響を与え、危機は悪化すると考え、新興市場国支援に向けた十分な財源の確保が必要としている。そのためのIMF債の発行。
世界全体が不況というのは、相対的格差が縮まることと捉えていいだろうか。もしそうなら、ここで一気に中国の発言力は強まるのではないか。今まではアメリカのルールでやってきた。しかし、そのほころびから中国の顔がのぞき見える。というような感じに思える。
少しずつだが、アメリカの力は落ちてきている。そんな中、危機をしのぐため金を出すのは中国で、その出資によって中国は資産のリスクが減る。なんか、一石二鳥に感じる。いいなあ。この資産運用。大事なんだと思わされる。
ではわが日本国はどうか。政府は、単年度の歳入と歳出の均衡を消費税値上げで乗り切ろうとしている。が、日本には膨大な国の借金があり、こんな政策をしていたのでは借金なんて減るわけがない。中国のように刻々と変化する世界情勢の中で、チャンスがあるとみるとすぐに行動に移す大きな視点でものを観る必要があるのではないかと感じた。だから、少し前言われていた、「国家ファンド(SWF)」が日本にも必要です。必要なんです。少子化なのに、こんな借金背負ってられるかぁ!
というわけで、たとえ経済大国日本といえども、GNPが劣る国から学ぶことはたくさんあります。そして、私自身も学んで自分の人生に活かせるようトライします。
以上
いいねえ。めっちゃ久々じゃん。だんだんブログも書かなくなってきたなぁ…。諸行無常だが、悪い方に変わる必要はないんだけどなぁ…。世界の変化のスピードについていきたくなくなるんだよなぁ…、なんか。その先に何があるの?って思っちゃう。なんとなく踊らされてる気がするんだよねぇ・・・。逆説的だが、グローバル化と科学技術によって個人の自由が増えたはずなのに、なんだろ、この疲労感。結局てめえのルールで生きてないと結論付ける俺がいる。
また、明日***
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