2012年7月28日土曜日
大富豪の仕事術(食べる読書110)
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ノウハウではなく、考え方が載っていると感じる。
しかも、具体例を挙げての考え方なので、「その考え方があったかあ!」という印象は受ける。
なんだろう、ちょっとした思考の変化、視点をずらすといったとこだろうか。
しかし、そのずらすのは小手先レベルではなく、自分の目的と整合性があるかといったところかなとも感じた。
机上の空論ではないのは確かだろう。実践に裏打ちされているのだ。
この本も、何度も読んで自分の一部としたい本である。
以下抜粋
彼ら(成功する人たち)は勝算がどれくらいかを見極めている。そして、勝ち目がまあまああれば、大胆かつ精力的に進む。
失敗のコストは行動しないコストに比べればそれほど大きくないことを、成功者は経験から知っている。失敗の意味は、今度はもっと賢くやれるということである。
成功する準備ができているなら、あなたがすべきなのはそれだ。すぐに始めること。ただし、ほかの人々によって十分効果があると証明された戦略を使わなければならない。
マスタープランが有効であるためには、現実的で柔軟性がなければならない。資源や能力について現実的でなければならず、状況いかんによっては調整、および/または大幅に変更する必要がある。
正しく使えば、マスタープランは奇跡をかなえることができる。
自分の夢を実現したいのだったら、夢をゴールへえと変えていかなければならないのだ。
自分のコア・バリューに従って生きているのでなければ、どんな成功を手にしようとも、心が晴れるということはあり得ない。
幸福とは、自分の価値観が達成されたときに生まれる意識の状態のことである。
生産性というものは、偶然に達成できるものではない。自分を高め、周到に計画を練り、集中して取り組んだ結果である。
その日の計画を立てなければ、結局、自分のためではなく、他人のために働くことになってしまうのだ。
自分で時間を管理するには、自分だけのためにつくった課題リストに従ってその日の計画を立ててしまうのが一番である。
日記をつけているとき、ゴールを決めることは最も生産的な部分を占めている。最高に楽しいことではないのかもしれないが、長期的な計画を成功に導くためには欠かすことのできないものなのである。
よりよい人生を送ろうと思うなら、調子のよい日が続くようにすることだ。それには、自分の決めた優先順位に従って、特に重要なことを最初にすませるように、毎日の予定を立てるのが一番である。
自分の人生を変えたいと思うなら、元気で力に満ちあふれているときに最も重要な課題に取り組むことで、向かうところ敵なしの強さを自然と身につけてしまうことだ。
早起きしよう。早くオフィスに行こう。そしてまず、重要だが緊急ではない課題に取り組もう。
重要なのは、自分にとっての最終的なゴールを心に留めておくのに一番役立つことをするということである。
この課題をどうやってすませるかとか、あの問題をどうやって解決するかということを考えている。富と成功は、きちんと計画を立て、それに従って行動することで手に入れられると知っているからである。
言いにくいこと、批判的なことはメールには書かない。書いてしまうと、片づけるべきメールがさらに送られてきて、混乱するだけだからだ。肯定的なことなら、すかさず返事が書けるだろう。すぐに説明できないようなことなら、会って話すか、電話をかけるようにする。
自分自身に対するイメージが変わってしまうと、モチベーションが長続きするようになった。
可もなく不可もない活動の大きな問題は、私にとっては非常に大きな問題なのだが、活力が湧いてくるどころか、無気力にさせられ、空虚な気持になってしまうことにある。可もなく不可もない活動は、可もなく不可もない食事(満腹感の得られる食べ物など)のようなものだ。腹は満たされても、疲れ切ってしまう。
自分でコントロールできないことはコントロールできない。しかし、それに対する反応の仕方はコントロールできる。
「誰もが知っているとおり、人間は幸福を追求するのではなく、幸福になるための理由を探し求めているのである。(中略)一度、意味を探し当ててしまうと、幸福な状態になるとともに、苦痛に耐え忍ぶ能力をも手にすることになる」
彼らは、行動からモチベーションをつくりだす。
ゴールを持ち、そのゴールの達成を最優先にして、毎日それに基づいて行動する方法を見つけなければ、成功する可能性は非常に少なくなる。
唯一の目的から注意をそらすことは決してなかった。
1、長時間、懸命に働く
2、1つの目標に集中し続ける
3、成功するためには犠牲を厭わない
自分の中にある燃える思いを見つけなければならない。あなたの人生を生きるには、その思いを利用しなければならない。
達成したいゴールに取り組み、マスターしたいスキルを練習して、脳のネットワークを書き換えよう。
行動‐行動だけが、脳の大脳辺縁系の記憶を書き換えることが可能で、あなたを真の「成功マシン」に変えられるのだ。
失敗促進の原則はこうだ‐複雑なスキルを伸ばすためには、進んで間違え、失敗をがまんすること。間違いを犯し、その失敗で苦しむ時期が早ければ早いほど、スキルを習得するスピードが速まる。
私は、この書かないことに対する言い訳を正当化しながら、夢をあきらめるときに多くの人の心に芽生える自己欺瞞の構造を構築していった。
・自分のゴールは現実的か。以前にやったことはないか。もしあるのなら何度か。試したけれどうまくいかなかったのはどのくらいの頻度か。数字から見て、成功する確率はどのくらいか。
・ゴールの実現に必要なものを持っているか。知恵は働くか。学ぶ力はあるか。成功するための心のスタミナはあるか。
疑念は信念の反対ではない。信念の要素の1つである。
ゴールを書き出して、定期的にチェックしていると、達成できる可能性がずいぶんと高くなるという。
どんな組織でも、権力は否応なく人を説得するスキルをマスターした人のところに集中する。手段は、インターネット上だろうと、電話だろうと、あるいは面と向かってだろうとたいして関係ない。重要なのは、自分のアイデアが価値あるものだと相手を納得させる能力だ。
長期的に見て人生の質に最も大きな違いをもたらすのは、話術を向上させるといった重要だが緊急ではない課題なのである。だから、それを最優先事項にしなければならない。
重要なのは読書リストによって一年に一度、何を読むかを意識的に考えて決められることだ。衝動で決めるのではない。誰かに勧められて読むのでもない。
何が自分に役立つかについて自分自身で判断する。探しているのは「金」で、それ以外のものに費やす時間はない。
たいていの事業では、成功するためにすべてを知っている必要はない。
精神的な生き物である人間の意識は、常にエゴの収縮と弛緩の間を行き来している。自分本位の収縮的な衝動は仕事や創造的アートの原動力になるが、緊張、病気、絶望の原因にもなる。分解への衝動は愛情関係の源だ。それは私たちをリラックスさせ、自己の最終的な分解、すなわち死を受け入れる準備をさせる。
金持ちになるには、どれだけポジティブな人間か、あるいはネガティブな人間かではなく、具体的な行動をとることができるか、できないかによって決まる。
時間だけは誰にでも等しく、一日24時間が与えられている。その時間で何をするかが、あなたの成功と幸福を決めるのだ。
新規事業や新製品を立ち上げる際には、どうすれば最速で収支が合うようになるかを考える。
成功している企業家は、事業経営のために専門家を雇ったりはしない。自分の頭で考える。新製品や新規プロジェクトを動かすときは人を頼らず、必ず自分でやり遂げる。余計な仕事がどっさりあるとストレスになるし、時間を消費するかもしれないが、長い目で見ればそれだけの価値はある。プロジェクトに対する理解が深まり、非常に有益なものとなる。
生まれつきの知能は問題ではない。
商業の世界で問題になるのは、あなたの「考え方」だ。
新製品を見ると、「自分の業界で、同じか似た製品を生産するにはどうすればいいか?」と考える。
億万長者の思考法を持つ人は現実主義だ。常に自分の成功とほかの人の成功を分析し、そこから同どうやって学ぼうかと考える。
億万長者の思考法を持つ人は先を見越して行動する。
億万長者の思考法を持つ人は「成功の秘訣は何か?」とか「どうやったら自分にもできるだろうか?」と考える。
億万長者のような考え方をするには、変化に対する自分の本能を信じることだ‐が、変化を見極められるように、自分自身を訓練することも必要である。そうすれば、金銭面、感情面で大いに満足できる。
人生における幸福や充実感は自分のためではなく、ほかの人のために尽くすことにあると私は考える。
以上
またね***
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