「我々は分化の法則によって、世界に存在する種種の相違は、活動の作用過程の一部であり、それによって、宇宙はひとりでに意識的に、また明らかになりつつある、ということを知るのである。世界に存在する種種の相違は、解決の一部であって問題の一部ではない。特に個人の自尊心や主体性の形成に適合性を持っている。分化の法則は、また種種の文化と世界の国々の間の差異を理解しようとする場合に重要である。」
そう!みんな違うから面白い。勉強になる。より深く人生を知ることができる。違うのは違うままでいい。まさにそれは問題ではない。
エントロピーというのを知っているだろうか。化学反応がおこる場合、どの方向に反応するかが分かる一つの軸である。化学反応が起こるのは主に、エネルギーの低い方向に反応する。だから、自然におこる変化には、発熱反応が多い。が、実際は吸熱反応も存在する。なぜその反応が起こるかを説明するために考え出されたのが、エントロピーという概念だ。よって、化学反応がどの方向に起こるかを知るには、エネルギーの変化とエントロピーの変化の組み合わせでわかる。
そのエントロピーというのは、“乱雑さの度合い”である。つまり、乱雑さが増す方向に反応は進む。そして、自然におこる変化はすべて不可逆であるから、天然において自然におこるいかなる反応もエントロピーの増加を伴う。Clausiusは「宇宙のエネルギーは一定不変である。しかし、宇宙のエントロピーは絶えずその最大値に向かって増加していく」と言ってる。乱雑さは増す一方。
で、この”乱雑さ”。つまりそれぞれ同じではないということ。すべてを一つの基準では測れないということ。どれ一つ捉える事が出来ない。その一つがどういうものであるかを知るには、それと比べるものがないといけないが、その比べる視点だけでその一つのすべてを説明することはできないからだ。そして、それは、比べるものにも言える。
たぶん、世の中を知る上で、この比べるものが必要で、プラトンはイデアという比べるものを考えだしたのではないかな。
う~ん…。エントロピーについてもっと勉強しないと、エントロピーという視点から世の中からなにも見いだせないな。自分の力のなさを痛感。
でも、エントロピー的には、個人個人が異なるということが当たり前になるということは自然な成り行きということだなあ。
それは社会のエントロピーと関わってくるだろうな。そこが、どう関わるのかが分からない。ま。勉強しろということだろう。
ソクラテスの言う「自分を大切にしろ」というのは、この宇宙の中で生きてる人間にとって自然なことだったんだな。勉強になります。
以上
また、明日***
2009年2月15日日曜日
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