弟にあの北杜夫さんを持つという著者の人生観が、著者の手帳にあるという言葉とともに各テーマごとにまとめてある。
人生の大先輩の言葉だけあり、その考え方は読んでて明るく清々しい!!!
特にこの本に関してなんだかんだ述べるより、この本の中で心にきた言葉を記すことにしたい。
以下抜粋
一つの顔は神が与えてくださった。
もう一つの顔は自分で造るのだ。
一人で見る夢は夢でしかない。
しかし、誰かと見る夢は現実だ。
鍛冶屋が腕を振って腕が太くなるように、
元気を出し続けると、元気は増してくる。
他人の失敗話は人間の大好物の一つなのだ。
ろくな晩じゃねぇや。寝ちまえ。寝ちまえ。
寝て起きりゃ別の日だ。
君の心の庭に辛抱を植えたまえ。
その根は苦いが、実は甘い。
「できるかできないか」ではない。
「望むか望まないか」なんだ。
事を遂げるものは愚直でなければならぬ。
才走ってはうまくいかない。
行動がスローモーな人はたいてい、心に大なり小なり鬱屈したものを抱えている。あるいはその仕事に本当にやる気になっていないか、そのいずれかだ。
海のほか何も見えないときに、陸地がないと考えるのは、
決してすぐれた探検家ではない。
いままでと異なる環境に不安を感じ、暴れまくる行動を「運動暴発」という。
自分の力を他人のために使うこと自体が、ひとつの成功的生き方だと言えまいか。
おしゃれをしない人間は、泥棒よりも醜いと思います。
おしゃれの最高のスパイスは遊び心だと思う。
なんとなく気分が盛り上がらない日が、誰にもある。こんなとき、男性なら、休日でもすっきりひげをそり、髪形をきれいに整え、こざっぱりしたカジュアルウェアに着替えると、心のスイッチがオンに切り変わる。
老齢は山登りに似ている。
登れば登るほど息切れするが、
視野はますます広くなる。
長い間、一緒に暮らして、
その間に芽生える感情こそが「愛」。
小さな手間を省かないことが、
大きなイライラを防ぐコツ。
健康は、
習慣だ。
体に悪いことを人生から差し引くより、
体にいいことを人生にプラスしよう。
ストレスをなくすには、
リラックスを増やすことだ。
天使が飛べるのは、
気を楽にもっているからだ。
以上
またね***
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