2009年12月30日水曜日

涙の数だけ大きくなれる(食べる読書14)



涙の数だけ大きくなれる!
」 フォレスト出版 木下 晴弘 著

泣きました。鼻水だ~だ~です。すごいよ、人をこんなに感動させるのは。

この本は、塾講師だった木下さんが、生徒たちに自主的に勉強してもらうために語った心の話を集めたものです。「”勉強は何のためにするのか””幸せってなんだろうか””あきらめないこと”努力の本当の意味”感謝する気持ち”など、人生で大切なことをいろいろな角度で伝えました。そうした話に心を動かされた生徒は、もう何も言わなくても勉強し、みな第一志望校へ合格していきました。」

それは、人生と自分のする勉強がつながったということなのだ。

多くの話が載ってるが、特に心を揺さぶられたのは、「ある生徒の高校受験」と「兵庫県にある塾の合宿」である。

「ある生徒の高校受験」は、数字にはあまり表れないが生きるうえでもっとも大事なことを教えてくれた。

「塾の合宿」は、人は一人では生きれないし、人と共に生きることのすばらしさに気づかされました。

日頃、自分は一人の人間として、子供たちに何を伝えられるだろうと考える。そして、今は自信を持って教えられることはないなあと感じる。まだ自分自身確かな結果を出せてないからである。それまでの結果までの過程は話せる。が、それで・・・となってしまう。まあ、まだ修行が足りないということだろうか。でも、子供たちに対する想いには自信がある。それを具体化するのが課題かな。

まさにこのブログのタイトル「一日を生きる!」に通じる。

以下、抜粋
「どんなにつらい時でも、どんなにくじけそうな時でも、人生に失敗なんてない。全力で生きるとき、人は輝いているのです。」

「大きな道があって、それが本当に君の歩いて生きたい道であるなら、その道を歩むことは絶対にあきらめてはならない。肝心なのは、あくまでその道を行くこと。道を捨てないことなんだ」

「あなたの夢がかなうということは、あなたが自分らしく信念を貫き通して生きた証でもあるのです。
そして、あなたがあなたらしく生きている時、必ず応援してくれる人が出てくるはずです。
時には涙を流すこともあるでしょう。でも、その涙のあとには、きっと新しい明日が待っているのです。
だから、あなたの夢をあきらめないでください。」

「日々の基礎努力をつけるという目的からすれば、ちゃんとやって当たり前のことだろう。こうしたやって当たり前のことを、当たり前と思えないほどの情熱を傾けて行う、それを努力というんだよ」

「当たり前のことをやり続ける。」

「一つのものに狂えば、いつか必ず答えにめぐり合う。私は、りんごの木にこのことを教えてもらったのです」

「私たちが何かの行動を起こしたときに得られるものは”失敗”でも”成功”でもなく、”ある気づき”であるということです。」

「あなたがもし、”自分にとって都合の悪い出来事”に直面しているなら、それは”失敗”ではなく二度と起こらないようにすることができるチャンスなのです。」
以上
またね***


1 件のコメント:

kingkang さんのコメント...

たまには泣くんだね。

一枚の葉

 今、私は死んだ。 そして、その瞬間、自我が生まれた。 私は、一個の生命体なのだ。もう死んでいるのだが。 死ぬことでようやく自己が確立するのか…。 空気抵抗というやつか。 自我が生まれたが、自身のコントロールは利かず、私はふらふらと空中を舞っているのだ。  私はこの樹の一部だった...