2009年10月9日金曜日

勇気凛々(食べる読書6)



勇気凛々 (角川文庫)
」 角川書店 高杉 良 著

主人公、武田光司の仕事人生を描いた作品。文芸書。

こういう本はあまり読まないので、よくわからないところが少しだがあったりした。企業間の関係など。だが、とても勉強になった部分のほうが多い。

経営において気をつけるところ。人は人に支えられて育つ。人を見て仕事をすることの大事さ。

失敗はするが、それを周りの人が支えてくれるから、乗り越えられる。

生きるとはこういうことかと感じさせられた。人生にはいろんなことが起こる。それは、自分の判断ミスであったり、関係者の失敗であったりなど色々だ。それでも、絶対譲れないところは守り通す。これがあるから苦しいときも耐えられるのだろう。人生の苦楽を味わいつくす。そこから、いや、それでもまだまだ苦楽は続く。いいじゃないか。素晴らしい人生だ。

こういう人は、人を教育できる。こういう人こそ教育できるのだと思う。以前読んだ本でこういう言葉があった。

「必然性は教わることであるが、可能性は学ぶことである。」

主人公の武田は、周りの人の支援で可能性を開花させ、次は若い人の可能性を広げようとした。その過程で失敗は多々あった。だが、常に可能性に挑戦し続けた。だから失敗もその分あるのだ。素晴らしい人生だ。敬意を表する。ありがとうございます。人生にはこんな素晴らしい生き方も可能だということを教えていただいて。

俺の人生はまだまだこれからだ。勇気凛凛で行くぞぉ~!!!

以下、心にきた部分を抜粋。


勇気凛々 (角川文庫)


「重荷をおろそう、おろそうとするけれど、おろしたらどうなる?全部だめになってしまうではないか。そのまま背負っていくという考え方が一番大事なのだ。」

「守るべきもののない人間の集団に生きる力などあるはずがない。」

「試練はこれからもこれまで以上の残酷な顔を見せて、我々に襲い掛かってくるかもしれません。が、二十年の決して短いとは言えない時間を満たしていた喜怒哀楽、これを真正面から受け止めてきた事実はゆるぎないものであり、我々の生きる自信になっているはずです。」

「“時は流れるものではない。時は積み重なるものだ”我々にふさわしい美味しい酒のほめ言葉です。積み重ねてきた我々の時の二十年は基礎作りの時代と、今日省みて位置づけましょう。確かに毎日毎日の辛さを、辛さの土俵際にうっちゃってきました。だが、勝ち越したのです。


勇気凛々 (角川文庫)


以上
またね***


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