2009年10月22日木曜日

マインドセットものを考える力(食べる読書7)



マインドセット ものを考える力
」 ダイヤモンド社 ジョン・ネスビッツ 著

すごい本だ!

読んだ印象である。新たな考え方、視点を提供してくれる。頭の中がいろんなインスピレーションを受け、つい手を止めて、思索にふけってしまう。新しい世界に入った感じだ。

この本は、ものの考え方を記したものである。「つまり、情報をどう受け止めるかなのだ。」
第一部で、11の考え方を紹介。第二部で、今後の主要なトレンドとその影響を扱っている。

  1. 変わらないもののほうが多い
  2. 未来は現在に組み込まれている
  3. ゲームのスコアに注目せよ
  4. 正しくある必要はないということを理解せよ
  5. 未来はジグソーパズルだ
  6. パレードの先を行きすぎるな
  7. 変わるか否かは利益しだいである
  8. 物事は、常に予想より遅く起きる
  9. 結果を得るには、問題解決よりもチャンスを生かすべし
  10. 足し算は引き算の後で
  11. テクノロジーの生態を考える

マインドセット ものを考える力


1:変化はメディアで流行していることであって、つまり、競争と不休の報道によって助長される欲求であり、一方でニュースの妥当性と質は低下している。どんな情報を収集しようと、本物の変化と見かけの変化、根本的な変化と一時的な流行を見分け、世界の歴史において、ほとんどのものは不変であることを忘れてはならない。
2:基本的な変化は、いくつもの力が集合した結果であって、物事を同じ方向に推し進めている力がどれくらいあるのか、、距離を置いたところから観察しなければならない。
3:大事なのは、何が報じられるかよりも、現場で何が起きているかである。
4:人は正しくあらねばならないとされる。これはさまざまな上下関係から生まれるー親は正しい、教師は正しい、上司は正しいなど。さらに、正しくあらねばならないということが学習と理解の妨げになる。いったん正しくある必要はないのだと分かれば、広い野原を自由に歩きまわっているように感じるだろう。
5:未来を予想したいなら、常にスタートになるいくつかのピースがあり、それは私たちの注意をひくものである。それから、ゲームのスコアを探し、それらを間違ったところに置くのを恐れてはならない。そのピースとほかのピースとのつながりを調べ続けることだ。そうすれば適合するピースが徐々に新しい絵を示してくれるだろう。
6:ビジネスでも政治でも、カギとなるのはリーダーシップの基礎的なスキルのみならず、先導したい人々の視野の内にとどまらねばならないということである。きわめて有能な指導者ですら、アイデアを実行に移してくれるパレードが必要なのだ。
7:人は自分の得になると気付けば変化を受け入れるものだ。人々をみくびっていけない。彼らが変化に反対するときは、あなたが利益を明白にしていないか、反対する十分な理由があるのだ。その場合、反対を嘆くのではなく、反対する理由を探ろう。
8:ほぼすべての変化は発展的なものであって、革命的なものではない。物事には時間がかかる。
9:未来の姿を求めるなら、問題を解決するものではなく、チャンスを生かす物を探し、その人にかけることだ。人間関係や物事が転換するとき、新しいニーズと欲求が作り出され、新たな可能性がもたらされる。
10:私たちが目指すべきは、情報の墓場を創ることではなく、知識とインスピレーションのゆりかごをつくることでなければならない。“知識を得るには、日々、物事を加えよ。知恵を得るには、日々、物事を捨て去れ”
11:テクノロジーが支配的になればなるほど、芸術家や詩人が必要になる。新しいテクノロジーを導入するときには、必ず自問しよう。何が向上するのか?何が減少するのか?何が入れ替わるのか?どんなチャンスが出てくるのか?
第二部
今、視覚によってほとんどの情報を発信受信している。経済においては、国単位ではなく、経済圏という単位に移っている。中国に関しては、「今日、中国では、北京が支配するふりをし、各省は支配されるふりをしている。中国では“外縁部が中心”という古い格言が、従来にも増して真実なのである。」一方、変化に対応できていないEUは衰退の道を進んでいる。で、現在、20世紀に生まれたテクノロジーの熟した果実をもぎ取る時代である。チャンスをものにしよう!


マインドセット ものを考える力


以上
またね***


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