2012年8月21日火曜日
動きたくて眠れなくなる(食べる読書120)
成長という変化なのかどうかは保証できないが、少なくとも「変わる」という点においてはクリアする。それは今までとは異なるものの見方をすればいい。
しかし、そんなものの見方を知っているということはすでに試し済みといったところだ。
つまり、どういう基準においてかは人それぞれだが、今のあなたのものの見方があなたにとっては最高な見方である。
それでも、自分で納得、満足していないなら、新しい見方を仕入れないといけない。
本書はその手助けになると思う。
「なるほど、こういうふうにとらえればいいのか。」といった内容が多々ある。
より良い自分、理想の自分へ
変・身!!!
以下抜粋
からだの器官がすべて不可欠であるように、無駄な感情なんて一つもない。いますぐ「自分を邪魔する感情がある」という考え方は捨てた方がいい。すべての感情はいつでもあなたの役に立とうとしてくれている。あなたの人生がより良い方向に進むように、24時間見守っていけくれている。
痛みの感情は、あなたに「行動を変えろ」と知らせてくれている。
感情はつねにあなたの人生がより良くなるようにメッセージを送っている。メッセージを受け取ったら、行動を変える。行動を変えたら、感情に感謝して、その感情を手放そう。
「行動力がある人」とは、つまり「行動する感情の状態を作りやすい」ということになる。
明確な言葉に向かって、発想と力が引き寄せられる。
もっと言うと、のぞむ結果を出すために必要な知識や情報を、あなたの意識が自動的に拾い集めてきてくれる
目標の本当の価値は「達成するため」にあるわけではなくて、「感情にスイッチを入れるため」にあるからだ。
現実を見ていやな感情が生まれたら、それは現実がいやなのではない。自分が見ている景色がいやな気持を作っているだけなんだ。その景色が気に入らなければ、もっといい景色を見られるように質問を変えてみればいい。
変えられないことは受け入れる。それ以外のことはなんでも変えられる。変えられることを、変えるのは自分しかいない。
行動までスムーズにつなげるには、頭でする質問に「感じたい気持ち」も一緒に入れてしまうといい。
はじめから「面倒くさい仕事」というものも、「ワクワクする休日」というものも存在しない。それをどう感じるかを決定しているのは、すべて自分の質問なんだ。
毎日同じ人と顔を合わせなさい、同じような振る舞いをしなさいと言われているわけではない。なのになぜか今日も一日、一年前と似たような一日を過ごしている。
それは「私はこういう人間だ」という思い込みと矛盾しないような行動を、無意識のうちにとっているからだ。
「わかっている」は人生のトラップ。
「わかっていないかも?」という姿勢が人を成長させる。
大切なのは「主体的に」思い込むこと。「これを信じられたら、今の自分に都合がいいはず」というものを見つけることだ。
自分の心に、
すてきなほらを吹こう。
多くに人は、自分の思い込みに従えば、自分の望みが叶うと信じている。「生きていくための思い込み」と「のぞみを叶える思い込み」は、根本的に違うのにもかかわらず。
できる人は、できる理由を、
まるで他人事みたいに語る。
多くの人は自分がなにを求めて前進するのか、なにを避けて後退するのかあらかじめ決めていない。だから場面場面で、ころころ変わってしまう。
人生に待ち受けている大きなトラップとは、なにを大切にするか、自分の意思で決めていないこと。そして与えられた環境だけが、それを決めるスイッチになってしまっているということだ。
多くの人はなにかを追い求めることに夢中だが、自分がなにを大切にして生きていきたいのかを考えない。
なぜなら欲しいものを手に入れると、幸せになれる。そう教えられてきたからだ。
でも実際にそれを手にしたときはどうだろう。「あれ?こんなもんだっけ?」と物足りなく感じたことはないだろうか。それもそのはず、自分を幸せにするのは、自分自身のものの見方でしかないからだ。
人生を充実させる質問はいつも、いつまでも変わらない。「自分が本当に大切にしたい気持ちはなにか?」そして「どうすればその欲しい感情が手に入るか?」。
より経験したくないことはルールを厳しく、より経験したいことはルールをやさしくしよう。
小さなことで喜びを感じられるようになると、人生全体で幸せを味わえるようになる。
リーダーの仕事は、部下を反省させることじゃない。
「なんでやらなかったんだ」とフィードバックしてもあまり意味がない。
大事なのは、まずそれをする意義をしっかり理解してもらうこと。そしてそれをすることのメリット(快感)と、しないことのデメリット(痛み)をどれだけ多く伝えられるかにかかっている。
なにか失敗しても、自分のせいにしない。かといって他人のせいにしてもいけない。「どういう行動をとればよかったのか?」を考えるようにする。
自分で法則を作るのは楽しい。信じたいことを信じられるようになり、動けることの範囲が広がっていくからだ。
法則を変えれば、人生が変わる。
自分ひとりでがんばる必要なんてない。
人生の豊かさはチームプレーにこそある。
会話中、意識の焦点を「相手とどこが違うか?」に向けているとケンカになるが、「相手とどこが同じか」に向けて、ちょっとの同じ、ちょっとの同じを積み重ねているうちに、ラポールが作られていく。
コミュニケーションがうまい人とは、抵抗なく相手の世界観に入り込める人。
そして相手に合わせ、自分の言葉の使い方や声のトーン、呼吸のペースを変えることを楽しんでいる人のことをそう呼ぶんだ。
問題が完全に解決する前に、行動パターンを元に戻してしまう。それは問題を解決する過程で「ニーズが満たされない」からだ。人が動くのはニーズが満たされるときに限る。
痛みは友だちだ。問題解決に向かう、小さなきっかけを生み出してくれる。でも大事なのはその後。その小さなきっかけを長期的なモチベーションに変換させたい。
1 変えたいのなら、それは”今”変わらなければ”ならない”。
2 ”私”はそれを、”今”変えなければ”ならない”。
3 ”私”はそれを、”今”変えることが”できる”。
いつも明るい人は、
心の中の言葉づかいが明るい。
たとえば5年くらいかけてじっくり成果を出していきたいプロジェクトについては、「このプロジェクトは、”農業”のようなものだ」と伝えることで、とり組む価値のイメージが伝わりやすい。
メタファーを使って、いまその人が置かれている状況を、サクセスストーリーのある段階にあてはめてあげるやり方もある。
現実の世界も架空の世界も、成功にいたるストーリーはほとんど同じだからだ。
安心してほしい。あなたが負けたまま、物語が終わることはない。
壁にぶつかって先が見えないときは、壁を”サランラップ”にでもたとえて前に進もう。
人生は自分探しの旅ではなく、自分を作り続ける旅なんだ。
「成功とは、正しい判断の結果もたらされる。
正しい判断とは、数多くの経験から可能になる。
もっとも重要なことは、数多くの経験のほとんどが、誤った決断から作られているということだ」
「よしやろう!」を
一日何回言えるかどうか。
どんな夢に向かって、どんな生き方をしているのか。
ただその事実だけが、自分が自分であることを認めてくれる。
ひとは、その最期のときの覚悟をもって、
生きなければならない。
以上
またね***
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