2009年3月5日木曜日

スピードスター6後

今回の世界経済フォーラムの調査では、日本の観光政策の最も弱い部分は、外国人客への態度や開放性だと出た。次いで、観光業に対する政策の優先度となった。

具体的にどういったことなのだろうか。
まず、ウェブによる観光情報が乏しいのがあげられる。多言語による観光サイトは欧米が多く、それに比べて日本は少ない。また、欧米・韓国・インドの主要鉄道ではネットでの予約が可能だが、日本はJR東日本だけ。こういった外国人観光客に対する観光インフラが貧しいことを表すように、日本の旅行会社は圧倒的に内需依存(外国人旅行者のシェアは1パーセント前後)。また、外国人観光客が気軽に楽しめる文化的芸術公演が少ないといったこともある(夜のエンターテイメントが充実してない)。そして、英語の言語障壁が高いイメージがまだあるようだ。

観光業に対する政策はどうだろうか。
今後訪日外国人が増えれば、人口減少社会での国内消費の現象の下支えになると考えられている。が、日本はその経済力に対して観光収入が少ないため、観光業に対する政策は後回しにされがち。実際、独立行政法人国際観光振興機構の業務は増えているのだが、国からの交付金は年々減っているのが現状のようだ。

以上のように、外国人向けの観光業はまだまだ市場はあり、ビジネスとして魅力的ではないかと思う。うん、考えてみよう。

以上
また、明日***

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