2012年2月14日火曜日

運命を拓く(食べる読書78-3)




中村天風の本は以前紹介した君に成功を贈るくらいしか読んでなかった。数回はすでに読んでいた。


だからかもしれない、



運命を拓く (講談社文庫)は、すごいというのが読んだ感想だ。


心に一言一言がズシンズシンとひびく。


だんだん中村天風のすごさがわかってきた感じだ。


人は幸せや充足など真理を外に求めてしまう。ある人はそれを仏教などの宗教に求めたりする。また、その他大勢は真理なんて求めない。


そして、その真理は外にはない。もうすでに己自身にある。今の自分が今の自分であるのもその真理が働いた結果である。


中村天風はそれを”心”の持ち方ひとつであると説く。


結局、己以外に真理はない。


日々のさりげない一言であったりしぐさ、我々は結構こういったことに心を揺さぶられていることがある。これでは、己を貫くことなんてできない。


どんな時でも、どんな状況でも、自分の進む道を進むための”心”でいることが大切なのだ。


しかし、今の世の中はなかなか厳しいといえる。マーケティングが発達しているため、何かしらの広告は人々の心を揺さぶる術に長けている。


じゃあ、広告に自分の人生を明け渡すのか。


そんなバカなことはない。自分が経済を動かす側なのに、自分が動かされてどうするんだ。そして、この経済の在り方も時代によって変わってくる。だから、自分はどういう形(経済活動)で社会に貢献するのか。それが、己の真理から出たもので、自覚したのなら、広告ごときでは”心”はほんの少しも揺るがない。


まだまだ未熟者であることを思い知らされると同時に、そんな未熟者でも自分のかけがえのなさというか自分自身を好きになる本である。


真剣に生きるなら、自分自身に克てばいい。


自分が自分をコントロールするんだ。


今日、自分と対峙したか。


どういう”心”であったか。


以上
またね***





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