2011年10月28日金曜日

お金と人生の真実(食べる読書69)




「お金ほしいなあ・・・。」と思う時って、特に何か具体的な目的があることは少ない。


ただなんとなく、あれもしたいこれもしたい、あれもいいなといった自分の揺れ動く心に翻弄されているだけ。


その為に、何にでも使えるお金があればオッケーという思考。


もうその時点で人生がダメなんだよなあ…、お金云々じゃなく。


幸せって、ただの感情だし、自分で選択できる。


だが、いまの社会はお金の循環する経済で成り立っている部分が大きい。


そんな中、お金と自分の人生をどう結び付けるか。いや、お金とどんな関係を築けばいいのか。お金に対する正しい考えとは。


本書はそれに対して答えているし、そういう視点で書いている。


一回読んだだけではいまいちぴんとこないが、その言葉や考えはお金に翻弄されてはいないと感じる。地に足をつけて生きてきて、時代の趨勢と今後の未来へも目を向けてきた人の見いだせるものだと感じた。


特に、お金に種類があるということ。言われてみればそうだなと感じた。ハッピーマネーを量産するぞ☆彡



明るい未来がそこにあることを感じさせる。



以下抜粋


稼ぐお金と使うお金の金額によって、その人のおおよその生活のスタイルが決まってくるともいえます。



大切なのは、お金とのつきあい方であって、稼ぐ金額や資産ではありません。



人は、お金がないためにお金の奴隷になるわけでなく、夢を生きる力を自ら明け渡してしまうために、お金の奴隷になってしまうのです。



何がほしいのかをはっきりさせて毎日を生きなければ、社会の価値観に洗脳されてしまいます。そのためには、自分の人生の優先順位を明確にしておくことです。



莫大な資産を相続しても大丈夫なのは、自分でお金持ちになる才覚があったり、お金のパワーに動じない子供だけなのです。



お金自体は、人間が考えた単なるシンボルですが、そのシンボルに見いだす幻の力によって、お金は他の何よりもパワーをもっています。



現代の資本主義のもとでは、それぞれの利益団体が自分たちの利益を主張するので、全員がハッピーになるポイントを見つけ出すのは、簡単ではありません。
資本主義が否応なしに変化していく時代には、それぞれの地域、社会システムで、一番バランスのいいポイントを見つけ出していく必要があります。



どういう感情を感じながら、稼いで使っているかも大切なのです。
自分の人生を流れるお金の量と質が、その人の幸せと豊かさを決めるのです。



人間的なふれあいは、金銭以外のところで発生します。



あなたが友情を実感したり、示せるのは、長いつきあいの中でも、いくつかの場面だけです。



今の人生に自然と感謝できる人、そんな人が幸せだと思います。



一番ありがとうカードをもらった人は、「一番ありがとうカードをあげた人」だったそうです。これが、感謝の法則、幸せの鍵だと思いました。



自分のお金や仕事に対する観念が、人生をつくっているという仕組みが見えてきます。



私たちはたいてい、自分の中にある矛盾と折り合いをつけながら、生活しているわけです。



お互いを愛していれば、相手を理解しようと努力するものですが、ことお金に関しては、どちらも譲らないことが多いようです。なぜなら、それはその人の生き方の核心にふれるものだからです。



投資の観点からみると、経済的に自立して両親に仕送りをしてくれるような子供は、資産です。迷惑ばかりかけるとしたら、その子供は親にとって負債になります。



高級品を自由に買える経済状態を身につけることと、高いセルフイメージをもつことは関係ないと知ることです。
セルフイメージが高い状態とは、自分には価値があるとしっかり認識できている状態です。高級な物をいっさい持つ必要はないのです。



お金を貯めることにフォーカスするのではなく、「お金を動かす力をつける」ことにフォーカスするようになりました。



手元に1億円残すことから、一億円の流れを生むことに意識がシフトすれば、年に1億円を稼ぐこともできるようになります。


彼らは、限られた時間、エネルギー、お金をいかに効率よく使うかに意識を払い、少しずつ人生を変えていったのです。



自分の人生と向き合って、本当にやりたいことを見つけ、それをプロのレベルまで高められれば、経済的自由が実現します。



お金のトラウマや家族関係の癒しが進むたびに、不思議に経済状態がよくなっていったのです。



お金持ちの人たちは、この世界にはお金がたくさんあって、自分が望めばたくさん手に入れられると語っています。



その人が、お金を自分の楽しみだけに使っていたら、それ以上その人が豊かになることはありません。しかし、その人が自分がもっと人に貢献できるようにお金を使っていたら、その人の収入はまだまだ増えるでしょう。



お金を自分とまわりの幸せのために使っている人は、年齢を重ねるにつれ、幸せに、豊かになっていきます。



経済を別の角度でみていくと、グループで固まって活動していることがわかると思います。お金持ちは、お金持ちどうしで豊かなサイクルでお金を回しながら、ますますお金持ちになり、豊かさから切り離されている人たちは、お金の流れのほとんどないところで、グループをつくっているのです。



これからの時代は、仕事やお金に忠誠心を尽くして人生を捧げている、これまでの大人たちの常識を軽々と超え、人生の主導権を取り戻し、自分を中心にして、なおかつ人の役にも立って生きていこうとする若者たちが、つくっていくことでしょう。



自分の大好きなことを追いかけてください。人生でもっとも大切なものにフォーカスすることです。自分の大好きなことを追いかけてください。それさえやっていれば、ほかの余分なことに惑わされずに済みます。大好きなことは、あなたが努力せずにできて、一番世の中に貢献できることです。



お金に、あなたのすばらしい人生を邪魔させないでください。家族、友人、子供、両親との間にお金を介在させると、せっかくの愛情が台無しになってしまいます。



つまるところ、人生は思い出でできています。そのために、お金と時間を使ってください。将来が不安なために今あるお金を使わないという生き方は、寂しすぎます。


以上
またね***



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