2009年2月21日土曜日

回転

今日は伊藤さんとデートがてら話した。

まあ、話した内容は秘密だが、回転という現象・概念についていろいろ考察することができた。

具体的な経済活動については知識不足のため、考察はできなかった。が、何気に伊藤さんもノリノリで俺の話を辛抱強く聞いてくれた。ありがとうございます。その優しさに心打たれました。

当たり前だが、回転するには中心が存在する。で、どこに中心があるかは回してみないとわからない。しかも、まわしたからといってすぐに中心がどこにあるかはわからない。その回転の現象をよく注意深く観察することによって、その回転がどんな力によって働いているか、そしてその力がどの方向に作用しているかを知らないと本当の中心はわからないだろう。特に周りの環境が変化しやすい分野のものは周囲の変化によって中心が変わるからだ。

そして、回転の特徴として、回れば回るほど力が湧いてくるということがいえると思う。物理学的にいえば、遠心力が増す。まあ、速さが大きくなることが前提なのだが。そして、自然現象ということで考えると、必ずどこかで摩擦力が働く。そう、環境の変化というのは、摩擦力の変化のことだ。

う~ん、回転について書きたいことはまだあるし、まだまだ考えたい対象ではある。

で、約十年前くらいから感じてたのだが、二十一世紀は“回転”がキーワードだと思ってる。リサイクル・地産地消など、回転をモデルとしたビジネスは少なからず注目されている。

で、回転はものの変化にとどまらない。グローバル化によって世界中を飛び回った金は、行き場を失い、実体に伴わない経済を生み出した。実体がないから摩擦力もない。だからバブルが発生。その投資スパイラルは何を中心に回転していたのだろう。たぶん、その中心も実体の伴わない人々の希望といったものなのだろう。で、ある日何かのきっかけで現実に戻る。それは中心を失うことを意味し、中心を失った金は制御されることがないためあらゆるとこに飛び火する。と、まあ、あまり経済のことを知らない俺が経済について偉そうに語るのは100年早いが、回転という概念から考えてみるとこんな感じかなと夢想してしまった。

やっぱり回転は奥が深いし、見る角度によっていろんなことが見えてくる。面白いなあ。いいね。

化学反応は電子の動きによって決まるのだが、その電子は原子核の周りを回転している。で、ある電子が自分の回転する中心を変える(他の原子核の周りを回る)ことで化学反応がおこる。

同じこと2回言うけど、回転は奥が深いなあ。すべてに回転がかかわってるんじゃねと勘違いしてしまう。

ちなみに、回転するには常に中心に向かって落ちないといけない。つまり、中心が引っ張らないといけない。だから、強く引っ張る原子核の周りを電子は回る。

このことから、魅力ある人の周りには人が集まり、いろいろな活動をする原理が垣間見えるような気がする。ま、人だけじゃない。かつて、中東が世界の中心だった時はそれを中心に世界は動いてた。イギリスしかり、アメリカしかり。

こうしていろいろ見てきたが、これはただ単に、回転から見出される一種の事実を現実に起こるいろんな事象に当てはめてるだけなんだ。なぜこういったことが起こるのか、回転に必要なことは物理的には説明できるが、現実に起こってるこれらの事象が回転だとどうして言えるのかということは証明されない。

現実の現象を回転だと証明するには、我々にとって回転とは何かということを定義しないと証明はされないだろう。その証明も、万人の納得するものでないと信憑性はない。

その謎を解き明かすぞぉぉ!!!

以上
また、明日***

1 件のコメント:

kingkang さんのコメント...

世の中を自分の力で回転させてみたいねぇ。
究極だな。。。

渦の中心になるって事は、重力で引っ張らないといけないんだょな。。。
より面の小さな点で引っ張らないといけないんだよな。。。
そーぢゃなぃと世の中に風穴ひとつあけられないんだょな。。。

より小さな点になれる様に魅力と技術と脳ミソ磨いて、世の中引っ張りまくろーぜ!って言ぅユメを見るゎ。

一枚の葉

 今、私は死んだ。 そして、その瞬間、自我が生まれた。 私は、一個の生命体なのだ。もう死んでいるのだが。 死ぬことでようやく自己が確立するのか…。 空気抵抗というやつか。 自我が生まれたが、自身のコントロールは利かず、私はふらふらと空中を舞っているのだ。  私はこの樹の一部だった...