2011年8月18日木曜日

社長のための時間の使い方(食べる読書41)

屁理屈無し 社長のための時間の使い方

これまでそんなにだが、数冊は時間管理に関する本を読んできた。




その中でもこれは抜群に説得力がある。本質を突いているし、根本的な考えの転換が必要ということを痛感する。







私自身、時間管理は最も苦手なもののひとつである。だから、ついイライラしたりどうすればいいかわからなく途方にくれながらもとりあえず思ったことをやることの繰り返し。





結果、10年前とほとんど変わらず…。





本書の価値観で時間をコントロールする。




これが目標。




自分のダメっぷりを披露するより、本書の「ここは!」と思った部分を抜粋し、ときどき見返したい。




以下抜粋





訪問予約のような簡単なコミットメントでさえ守れないような大人は、相手と相手の時間が大切ではないと言っているのではなく、自分と自分の時間も大切ではないと無意識のうちに示しているようなものだ。要するに、そういう人間は、自尊心があまりないと言っているようなものなのだ。






肉体的にも精神的にも試練となるのは目に見えていることに対し、万全の準備をするだけの自制心があったなら、彼女は大学の人々から尊敬され、まずは生き延びることができたと思う。





あらゆる勝者には明らかに自己鍛錬した跡が見てとれる






最終的に手に入れなくてはならないのは、厳密に管理され、定期的に使用される、自分にとって有用な何らかのリスト作りのシステムだ。






目標なくして、目標とのつながりなくして、生産的にはなり得ないというのが私の定義である。達成度を測らずに生産的に離れないというのが私の定義である。








自分の金を何に使ったのか覚えていない人間が永遠に貧乏から抜け出せない運命であるように、自分の時間を何に使ったのか覚えていない人間は永遠に非生産的なまま生きる運命なのだ。しかも、しばしば貧乏になるのも運命だ。




理想をいえば、自分の1日を、起きてから寝るまで30分単位でスケジューリングすべきである。






100名を超える一世の億万長者企業家たちと、親しく、個人的に、実地に仕事をし、ビジネスを広げてきたという点においては、私はほかに類を見ないのではないかと思っている。







このチャンスに満ちた国で、良い暮らしができていないのは恥ずかしいことだ。私は貧乏であることに名誉など感じない。一時的にお金がないのは恥ではないが、一生を通じて貧乏を受け入れるのは恥である。








豊かな人とは時間の使い方がうまい人である






自分に大きな喜びと充実感をもたらすように時間を使おうとする人、自分が心から面白いと思う仕事をしようとする人、自分の仕事仲間を選ぼうとする人、仲間に何らかの貢献をしようとする人は、口座の預金残高に関係なく、毎朝豊かな気持ちで目覚め、毎晩豊かな気持ちで眠りにつく。







専門化すれば、ほぼ間違いなく付加価値がつく。さらに、情報の流れを制限できるようになる。






どんな分野で起業するにせよ、スペシャリストは十中八九、ジェネラリストよりも稼いでいるということは心に留めておくべきであろう。


屁理屈無し 社長のための時間の使い方






自分の時間や努力に依存するビジネスと収入を減らすために、自分はどういうプランに取り組んでいるだろうか?







5%の人間がお金の95%を得ているという事実にはあれこれ理由があるが、切迫感の有無もその一つだ。私たち、その5%に入る人間は95%の人々にはない切迫感を持ち合わせている。







この“空白の原則”は長らく私の役に立ってきた。やっかいで手がかかる顧客にノーと言ったり、取引をやめるたびに、もっと良いビジネスがすぐに現れ、そのあとを埋めてくれるのだ。






(超常現象は、)まず、すでに超生産的な人に起こるように思えるということ。次に、価値ある明確な目標をすでに一生懸命追いかけている人に起こるということ。3番目に、高い業績を上げている人たちと付き合うことで“ステップアップ”してきた人に起こすように思えるということ。4番目に、一つの“急激な変化”から始まることが多いということだ。あなたは感度を高めてその変化を認識し、大いに生かさなくてはならない。








自分の生産性を最大限まで高めるためには、とにかくすぐにおしまいにし、保存し、クリアできるようにならなければならない。一度に1つのことだけに、目の前にあることだけに、自分の心のすべてを注ぐためだ。







私たちが追い求めるのは効果であって効率ではない。






時間節約の素晴らしいコツを1つお教えしよう。
迷ったらやめろ、である。







自分が決心することがとても重要である。あなたの値段を決めるのはあなただ。他人がそれを“納得”し、尊重するかどうかを決めるのもあなたである。







本当のことを言おう。人間に与えられた権利はチャンスだけだ。ただし公平なチャンスすら与えられてはいない。とにかく何もない。あるのはチャンスのみである。






成功は別に大した神秘ではない。話を複雑にしたがる、そしてすでに申し上げたように、良い言い訳をみつけたがる多くの人には、その点が実に期待はずれなのだ。だが、成功とは、あなたが時間をどう使っているのかを反映したものに過ぎないのである。






正しいことをすれば、他人から評価を得、自尊心が生まれ、自分の力が蓄えられていくのです。






最高に生産的な活動をしたいのなら、自分が並外れて上手にできる少しのことに、できる限る時間を差し向けることです。嫌なことやあまり上手にできないことをやらずに済ませることなど無理です。







自分に素直になることではないでしょうか。何かを引き延ばしているなら、引き延ばしていないふりをしないことです。そして、他人の優先順位に左右されるのではなく、自分の優先順位をしっかり定めて人に言い続けることも大切です。







決断する数が多いほど、そして早く決断するほど、あなたはより生産的になれます。








現実はこうだということをしっかり把握しておけば最も成功し、どうあるべきかということに振り回されると最も成功しない、ということを私は発見した。






企業家になる目的とは、本当に本当に金持ちになること。そして、あなたが取ってきたリスクと責任に対し、まさに自分が求める人生とライフスタイルで報いることである。





以上
またね***
屁理屈無し 社長のための時間の使い方


2 件のコメント:

岩下敦哉の時間抄 さんのコメント...

サイトを拝見させていただき、とても勉強になりました。
私も時間を大切にしたいと考え、いろいろ活動しております。
岩下敦哉
http://www.atsuya-iwashita.jp/
『人生が爽やかに変わる時間術』

岩下敦哉の時間抄 さんのコメント...

サイトを拝見させていただき、とても勉強になりました。
私も時間を大切にしたいと考え、いろいろ活動しております。
岩下敦哉
http://www.atsuya-iwashita.jp/
『人生が爽やかに変わる時間術』

一枚の葉

 今、私は死んだ。 そして、その瞬間、自我が生まれた。 私は、一個の生命体なのだ。もう死んでいるのだが。 死ぬことでようやく自己が確立するのか…。 空気抵抗というやつか。 自我が生まれたが、自身のコントロールは利かず、私はふらふらと空中を舞っているのだ。  私はこの樹の一部だった...