2008年12月27日土曜日

満州の恵み

満州国は1932から1945まで日本が、現在の中国北部に建てた国であるが、当時の国際世論は国として認めてなかった。

当時日本から多くの人が満州に行ったが、その恩恵を受けたか否かで戦争に対する意識が違うらしい。

満州の恩恵を受けた(1920年代生まれくらい?):贅沢な暮らしをしてたが、敗戦によってそれが奪われたという被害者意識。

恩恵を受けなかった(1930年代?):終戦前のソ連の空爆などがあり、当時満州から生き延びたということは、人を出し抜いてきたことを意味し、生き残ったことに対する後ろめたさがある。満州や戦争に対する加害者意識。

満州の人たちは、最後まで戦争を実感として知らなかったようだ。ソ連の進行も突然のことのようによく言われるのはそのためだろうな。

日本では考えられないほど広い家に住み、中国人を奴隷のように扱う生活だったらしい。

居心地よすぎだったんだろうな。いやな情報は見たくないよな。なかなか現実を見るのはできないことなんだよなあ。

で、当時のマスコミも国民の意見に同調するだけだった。

自分の生きてる時代はどんな時代で、自分のやりたいこととどうリンクしていくか。時代に翻弄されない生き方とは何か?歴史を学ぶことで何かしら自分にとってヒントが得られると信じる。

今日もいい一日だった。
おやすみ***

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